エクアドルの2大カーニバル



2月下旬、エクアドル全土でカーニバルが盛大に行われた。


エクアドルの中でも特にカーニバルが有名なのが、
「アンバト」と「グアランダ」だ。


その両方を見てきたから紹介・比較をする。

まずは、アンバト(Ambato)


アンバトのカーニバルは、「花のカーニバル」とも言われていて、
文字通り花に満ち溢れたカーニバル。


エクアドル全土から、たくさんのレイナ(ミス〇〇みたいな美しい女性)が集まり、
花やさまざまな装飾が施された山車に乗って、ルートを周り、
ダンスグループや音楽グループも多数パフォーマンスを行う。



レイナはたまにお菓子とか帽子とかを投げてくれる。
投げキッスとかもしてくれる。
(なぜ投げキッスは「キッス」って言うんだろう。。。)





ダンスグループは何kmあるかわからない長いルートをひたすら踊り続ける。
花をテーマにした衣装が多く見られ、どのグループも特徴的で魅力ある衣装だ。









そして、街の至る所に花が飾ってある。
花でさまざまなアート作品が作られていて、散策するだけでも楽しい。
また、出店もたくさん出ていて、珍しい商品がたくさん販売されている。








出店の中にはフェイスペイントもあり、お祭りを全力で楽しみたい人にはオススメだ。
街中には薔薇を無料で配っている人たちがいて、粋な計らいだと思った。






続いて、グアランダ(Guaranda)

グアランダもダンスグループが多くて魅力的なカーニバルとして有名だ。
しかし、アンバトと異なる最大点は「カリオカ」。


「カリオカ(Carioca)」とは、泡を噴射するスプレー缶のことで、
2月下旬のカーニバル期間だけでもエクアドル全土で莫大な量を消費する。


カーニバル期間中、道を歩く子どもたちは、
このカリオカを持っているか、欲しくて親にねだっているかのどちらかだろう。





アンバトでもカーニバルから少し離れた道を歩くと、
カリオカを持っている人や子どもたちに遭遇するが、
グアランダではどこでもいつでもカリオカの被害に遭う可能性がある。


グアランダのカーニバルに参加すると、
簡単に言うと下の写真のようになる。
汚れてもいい服装と携帯やカメラの防水対策は必須だ。





アンバトとのビフォーアフターがすごい。



ちなみに、カリオカ以外にも道端で水風船や水鉄砲の攻撃があり、
家の2階、3階からバケツをひっくり返して水を掛けられることも普通にある。


普通にアンバトと同じように、
ダンスグループがいて、レイナがいて、音楽グループがいるんだけど、
何も気にせず見ていられるかというと、そうではない。
泡や水がいつ飛んでくるかわからない状況だ。


でも、めっちゃ楽しい。












カーニバル期間は月曜火曜も祝日になるが、
最終日の火曜日には、もう街は静かになっている。

土日月が一番盛り上がるから、そこは注意しておきたいところ。



みんな、エクアドルにおいでよ!
いいところだよ!!
世界一周中、南米周遊中のみなさん、お待ちしてます!


江口友晴
青年海外協力隊
2018年度1次隊:観光
エクアドル・パスタサ県プーヨ


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