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10月, 2018の投稿を表示しています

圏外の山奥に置いていかれた話

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山の中でした焚火 この週末で配属先である県庁主催の視察ツアーがありました。 任地であるパスタサ県に、エクアドル各地の旅行会社を招いて、 観光地を見てもらって、パスタサ県に観光客を呼び込もうというイベントです。 このイベントを知った今月初旬から参加したい旨をカウンターパート(同僚)に伝えて快諾してくれていました。 下記、Facebookの切り取り画像ですが、文中にあるリンクのページが存在せず、内容がわからなかったので、カウンターパートに確認をすると、「写真を撮るだけ、カメラだけ持ってくればいい」とのことでした。ツアーの前日も再確認しました。 3日間のツアーの初日、各地から旅行会社の方々が集まって、 県知事が話をして視察ツアーが始まりました。 カウンターパートはオフィスに寄るとのことで、僕は参加者と同じバスを使うことになり、カウンターパートは別の車で移動することに。 午前中は植物園に行き、昼食を任地のレストランで済ませて、午後は山奥にある滝へ行きました。 参加者のみなさんは、その滝の近くにある宿泊施設を利用することになっていたようで、各部屋に案内され、準備が整ったところで、長靴に履き替えて滝に向けて歩き出しました。カウンターパートも僕も長靴に履き替えて同行していました。 山奥なので、携帯電話は 圏外 です。 狭い道を参加者に交じって一列になって進んでいきました。 滝に到着して、参加者といろいろ話をしていると、 カウンターパートの姿が見当たらないことに気付きました。 ガイドにカウンターパートがどこにいるか質問をすると、 「とっくに帰ったよ!」 …と一言。 あ、それじゃ、僕はガイドとバスに乗って帰ればいいのか!! …と思ってガイドにいつ帰るか質問をすると、 ガイドは帰らずに参加者と泊まるとのこと。 ん? そしたら? 帰れないってこと?? …と軽い混乱状態に。 カメラと傘など最低限の物しか持ってきていない。 着替えも歯ブラシも、充電器も懐中電灯も持ってきていない僕が、 急遽、山奥の宿泊施設に泊まると? しかも、僕の部屋もベッドはないと? ベッドに空きは…ないと?

温泉街バーニョス

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魅力的な街《BAÑOS》 初の単独移動は、視察でバーニョスに行ってきました。 正式な名前は「Baños de Agua Santa」 任地パスタサ県の隣、トゥングラウア県(Tungurahua)にある温泉街で、 僕の任地からはバスで約1時間30分、片道2.5USドルで行くことができます。 バーニョスはJICAの規定により宿泊不可となっているので、 日帰り観光のみ可能となります。 街を歩いて、まず思ったことが、 観光客がいる!(感動) 旅行会社、多っ!! …ということです。 旅行会社は1つの通りにいくつあるの!?と驚くくらいあります。 取り扱っているツアーやアクティビティとしては、 キャノピーやトレッキング、キャノイングやバンジージャンプなど、 自然豊かな渓谷の中でこそ満喫できるものが多数あります。 どれも20USドルから30USドルくらいで安いです! バンジージャンプに関しては、 街を歩いてると「あ、飛ぶ?」って聞かれるくらい気軽に飛べます。 この橋から飛びます。 常に装備が放置状態。 そして、僕の任地パスタサ県への1日観光も取り扱っています。 ツアー内容は僕が体験したものと同じでした。 詳細は過去の記事にあります。 アナザースカイを飛んだ日 この1日観光...僕の任地よりもバーニョスで申し込む方が安いんです! 理由を聞いたところ、バーニョスの旅行会社が多すぎて価格競争が激しいようです。 街並み綺麗! さすがは、観光地。 コンパクトな街ですが、何でも揃っています。 KFCがある時点で任地プーヨよりも都会です(笑) バックパックや有名ブランドの上着類など、 アウトドア系も揃っています。 新しい&快適な公園 飴職人のおじさんが 街のいたるところで飴を作っています。 カラフルな飴細工 ・・・ん!? 野犬が食べ物に困らないように、 道端に餌置き場があるんです。 バーニョスの人、優しい!! 建物がカラフルで雰囲気良いです。 バーニョスの魅力は4つ! ①アクティビティ、②温泉、 ③滝(pai

厄瓜多で一番の早起き

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「厄瓜多」=エクアドル 漢字で書くとそうなるらしいです。 ※Wikipediaより ある日のこと。 「明日は朝4時からイベントだから、3時に出発だ!」と同僚に言われ、 (時間を守らない人たちがその時間無理じゃない?)…と半信半疑になりながらも、 朝2時半に起床、3時に家を出ると、時間通りに同僚が到着。 疑ってごめん!!(笑) 。。。と心の中で謝りながら、インディヘナ(先住民族)の集落へ。 イベント後の県知事(江口横)と集合写真 一体、なんのイベントやねん!と思いながら、 焚火を囲んで、県庁の同僚たちとワユーサ(WAYUSA)というお茶を飲みます。 アマゾン地帯と言っても、朝の4時は冷えます! 焚火とワユーサで温まります。 特に特別何かをするわけでもなく、 本当に焚火を囲んで、おしゃべりをするという感じ。 つまり、 早朝からのお茶会! 次から次へとワユーサが運ばれて、みんなグビグビ飲みます。 特に県知事!!めちゃくちゃたくさん飲みます。 後半は県知事が話をしていました。 この話の後、明るくなったころに軽食が用意されていて、 みんなで食べ、ゆっくりした後、 6時くらいに解散、その後7時30分には出社という流れでした。 眠たいながらも、7時30分までに出社しましたが、 他の同僚たちが来ない…。 8時30分くらいにみんな揃ったくらいだと思います。 その後は眠気で仕事どころではなかったです。 (元々、仕事なんてないんですけどね~。) 県知事の前だとしっかり時間通りに動くんだ~と新発見をしつつ、 その後はいつも通り時間に疎い一面を見ました。 何はともあれ、同僚とホッとする一時を過ごしました。。。。っていう記録でした。 みんな、アマゾンにおいでよ! いいところだよ!! 江口友晴 にほんブログ村 にほんブログ村

エクアドル滞在100日を越えて

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100日あっという間!! 順調に活動ができず、いろんな人に「今の自分は腐っています」と言っていたら、 スーツのジャケットに カビ が発生していました。 任地プーヨに来て1ヶ月ちょっと経ったくらいのときには、 エコバッグにカビが生えていました。 カビの対処方法をインスタグラムで周りに聞いたら、 「処分」 という2文字が送られてきて笑いました。 さて。。。 先日、3ヶ月オリエンテーションが終わり、 JICAの「3ヶ月は任地にいようね」という規制が緩和されて国内の移動がしやすくなりました。 久しぶりの同期と美味しいアイスクリーム 連絡所のワンピース(60巻まで)を読み漁り 首都キト、語学訓練地オタバロ、任地プーヨ以外の街を知らず、 今後は、取り急ぎ周辺のアマゾン地帯の街と任地プーヨの比較・差別化をしていく予定です。 JICAの「移動届」に温泉街バーニョスへの移動申請を記入し、 スペイン語の別の申請書(同僚にフォーマットを貰った)を作成して、 同僚に提出してサインを求めると、 「上司にサインを貰う必要がある」と言われました。 「普段オフィスで仕事ないし、実費で行くし、私用としてでもいいから、アナタのサインでも問題ないし、すぐにサイン貰って行きたいんだけど?」と言いましたが、まぁ話は通らず、仕事として行くことになり、上司のサイン待ちの状態になりました。 水曜日の朝に提出しても、サインが貰えるのは月曜日。 そして、きっと月曜日になっても貰えないんだろうなー。 エクアドル(南米全土?)では、常に 「※予定は予告なく(頻繁に)変更になる場合あり。」 …という見えない注意書きがあると思わないといけないですね。 今日も、今後の活動スケジュールを同僚2人と僕の3人で会議をする予定だけど、 一昨日言われたばかりだけど、同僚の片方いないし、会議の話も朝から出てこないから、 きっと忘れていて、会議はしないんでしょうねー。 自分から聞いたり、積極的になるべきなのでしょうが、 相手の出方や動きを見て、相手を試してしまう。 自分が今後勝手に動ける言い分にしようとしている。 周りに頼らず、自分でやってしまうのが悪い癖です。 しかし、ま

パスタサ県の動物園①タルキ

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ZOOREFUGIO TARQUI ZOOREFUGIO TARQUI http://www.zoorefugiotarqui.com/visita/ 「REFUGIO」とは「避難所」という意味があります。 つまり、このタルキ動物園では保護された動物を見ることができます。 動物の世話はボランティアスタッフが行っています。 ど派手な看板 園内のとある看板。 こういうデザインお洒落です。 園内は自然豊かで広々としていて、アマゾン地帯らしい環境でした。 コンゴウインコやその他鳥類 みんな好き勝手鳴き騒いでいます。 哺乳類 みんなのんびりしています。 爬虫類 みんなあまり動きません。 亀はこの後活発になりました。 右のワニは左後足がありません。 ヘビは脱皮したばかりのようで、 皮が身体についています。 ヘビの檻の中にはクイとうずらがいました。 檻の上部にはヘビが寝ていて、下にはクイとうずら…。 どう考えてもクイとうずらは餌ですね。  このタルキ動物園はプーヨから青バスで約15分 バス代は片道30センターボ 月曜から日曜まで毎日9時から17時まで開園しています。 大人は3USドル、子どもは1USドルです。 みんな、アマゾンにおいでよ! いいところだよ!! 江口友晴 にほんブログ村 にほんブログ村