昨夜、大地震に遭った話
身体は無事でした
珍しく良く晴れた日の夜に地震が起こりました。
前回、僕が住んでいる地域で大きな地震が起こったのは2月。
それから約3ヵ月後の昨日に再度大きな地震が起こりました。
寝ているときに揺れ始め、
揺れで目を覚まし、早く止まないかと待っていると、
(※いや、待つなよっていう話ですね。)
揺れがどんどん大きくなり、家の中から物が落ちる音、割れる音が聞こえてきて、
「これはアカンやつや!」と気付き、ちょうど枕元に置いてあったライトと携帯を持って家を飛び出しました。
飼い犬も怯えており、雨が降る中、近隣住民と一緒に外で待機。
停電であたりは暗く、ライトを照らして犬をなだめて待ちました。
エクアドルあるあるで、地震の後は多くの人たちが車に乗って遠くにある親族の家に避難します。
深夜2時41分にペルー北部を震源とするマグニチュード8.0の地震。。。というのが後の正式な発表でしたが、その前には、エクアドルの別の街付近でマグニチュード7.7など、街もマグニチュードの大きさもバラバラな情報が飛び交っていました。
エクアドル同期のLINEグループでみんなが無事なのを確認。
調整員から連絡がきた隊員もいました。
数十分経って家に入ると、破損している物が多数ありました。
壁上部に亀裂
剥がれ落ちている壁の一部
スピーカーや写真立て、陶器の置物
あたりにはガラスや陶器の破片が飛び散っていました。
陶器の置物の腕
上の写真から離れた場所で発見
朝になって腕の持ち主が判明
植木も被害を受けていました。
FacebookやInstagram、LINEやWhasappなどで現状の写真や情報を発信し、
とりあえず、身体は無事であること、被害は多少出ていることを伝えました。
朝、起きてから水やガスは問題がないことを確認し、朝食。
ホストマザーの息子が家に来てくれて、一緒に片付けをしました。
ずっと停電していましたが、12時7分に復旧。
そこからは、日常に戻りました。
街中にも被害が出ていて、Facebookでどこかの店の天井や壁が崩れ落ちていて、
消防や警察が早朝から動いてくれている様子が見られました。
また、午後に街中を歩いていると、
道路の裂け目から水が絶え間なく出ている箇所がありました。
翌朝にもまだ水は出ていたので間違いなく水道管が破損しています。
きっと、ほとんどの家は”耐震”という言葉とは無縁な造りになっているエクアドル。
大きな地震の際はすぐに動くことが大切だと思いました。
・普段は使わなくてもライトの充電は定期的にしておいた方が良い
・携帯電話はいつでも使える状態にしておかなければいけない
・大事な物は定位置に置いてすぐ持ち出せるようにする
・身体が無事なら、あとは何とでもなる
…などなど、振り返れば当たり前のことですが改めて学びました。
携帯も充分な充電ができている状態でしたが、
「明日の朝充電すればいいや」と考えていたら、誰とも連絡が取れない状態になっていたと思います。
備えあれば患いなし。
治安が良い街でも地震は関係ない。
日本でも同じことですね。備えましょう。
みんな、エクアドルにおいでよ!
いいところだよ!!
世界一周中、南米周遊中のみなさん、お待ちしてます!
江口友晴
青年海外協力隊
2018年度1次隊:観光
エクアドル・パスタサ県プーヨ
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