帰任と暴動の傷

プーヨに帰ってきた


9月30日に任地プーヨからキトに行き、
10月16日にやっと帰ってくることができた。


帰るときは、JICAが特別に車を出してくれて、
4人が1台の車に乗り、各家まで送り届けてくれた。


キト中心部から南下していくと、
道路が黒く丸く凹んでいる箇所が多く見られた。


これは、ストライキ・デモ活動中、
道路を閉鎖する際にタイヤや木を燃やしていた跡で、
そのすぐ近くには、燃やす予定だったであろう切り倒した大木なども見られた。


連絡所に居る間は、この目で暴動なんて見なかったし、
荒れている様子もSNSやテレビでしか見れなかったが、
道路に頻繁に現れる焦げた跡や大木を見て、
あの映像は現実だったんだと思った。



任地プーヨにもそれらしき残骸が見られた。



今はいろんな道を舗装し直しているから、焦げた跡とかは見られなかった。
荒れている映像が見られた中心部も、様子を見に行ってみたら平和を取り戻していた。



まだ、撤回された法令883(ガソリン補助金の廃止)に変わる新しい法令は発表されておらず、
政府本部をグアヤキルに移すというニュースもある。
大統領が今後どう動くのか注目だ。





今回の約2週間に及ぶデモ活動で、
7人が死亡、1349人が負傷、1152人の身柄が拘束された。


基本的にエクアドルのデータというのは信用できないことが多いから、
もっと被害者が出ている可能性もある。


これほどまでの被害を出した意味・価値はあったのか。


暴動に紛れて起こったことに対して良くない話を耳にしたし、
腑に落ちないところも多々あるけど、今は新しい法令がまともな法令であること、
そして、これ以上のデモ活動や暴動などが起こらないことを祈るしかない。


久しぶりのプーヨ。
連絡所生活でも外食をしていなかったから、
プーヨに帰ってすぐに美味しい物を食べてきた。





レストランの人から、「久しぶりね」って言われて、
もう5ヶ月くらいこのレストランに来ていなかったことが判明!!


時間が経つのが早いと本当に思う2年目。


カビが発生している様子もなかったし、安心。


みんな、もうエクアドルに来れるよ!
いいところだよ!!
世界一周中、南米周遊中のみなさん、お待ちしてます!



江口友晴
青年海外協力隊
2018年度1次隊:観光
エクアドル・パスタサ県プーヨ


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