坊主と帰国になった話



まず、時系列まとめ。


3月11日:大統領が保健衛生上の緊急事態宣言を発出
3月13日:JICAエクアドル事務所から移動を控えるように言われる
3月14日:大統領が全国際線閉鎖を発表。外国人は3月16日午前0時から、当国居住外国人及びエクアドル国民は17日午前0時からエクアドルへの入国が禁止。
※出国に関しては制限がないけど、入国する飛行機もなくなるから、出国できる飛行機も実質ない。
急遽、現職組(3月18日帰国予定)の帰国が早まり5人中4人は3月14日の深夜発でなんとか帰国。見送りできず。


3月15日:最後の1人は見送りたいとのことでキト移動。
キトの連絡所にて、「江口は坊主が似合うと思う」という意見が出て、
坊主に。(なんでやねん)


現職組最後の1人、2018-01の母さびちゃんのエクアドル生活最後は、
僕の頭を刈るということで幕を閉じた。








今まで僕の髪を切ってくれてた同期たばがテレビ電話参戦。
ってかこの写真めっちゃ恥ずかしいな。



もみあげ、ひげ周りも整えて



完全に刈り終わる前にさびちゃんとのお別れのときがきて、
Tシャツが髪だらけになりながら見送り。



最終的にこうなった。
みんなから好評で「こっちの方がいい!」と言われ
反応に困ったのは言うまでもない。
アメフトかラグビーの選手にいそう。



そして、

3月15日:大統領が3月17日から国内移動も制限すると発表



3月16日:国内移動制限はやべいと思って即帰宅。
ホストマザーが坊主姿の自分に驚愕。
息子夫婦も驚愕。
孫(#うちのamor)は「髪がない」ってかわいく言ってた(笑)


エクアドル隊員一時帰国準備の連絡。
荷造りと必要なお金の準備、連絡があるまで待機の指示。


ホストマザーが帰国の連絡に驚愕(2回目)。


首都のキトから近い隊員から指示に従って連絡所に移動を開始。
しかし、航空券の手配が完了しても、手配完了後にフライトキャンセルになったり、乗り継ぎの空港が閉鎖になったりと上手くいかない。
結果、なんとか出国できたのは3人。





キトから遠くに住んでいる隊員は荷造りだけして待機。
暇だったから、お土産でも買おうかとスーパーマーケットに行っても、入場制限+超長蛇の列で諦め。


さらに夜間外出禁止令も出た。
日中も食料、医療、金融関係以外は外出を控えるように言われている。


スーツケースに服とお土産を詰め込んでも、まだ20kgもないくらいだと思う。
そして、もう1個のスーツケースは空っぽ。連絡所に行けたらスーツや革靴、お土産などを入れたり、誰かの入らなかった分を入れるくらいはスペースあると思う。







連絡所に移動するかと思いきや、連絡所待機組の出発が確定して空港に移動しないと、地方組は連絡所に移動することができない。


連絡所で集団生活になって集団感染になるのは避けたいというJICAエクアドル事務所の考え。ごもっともだ。


地方組に何かあればJICAが車を手配してくれることになっている。


3月17日現在:国内移動制限。バスもタクシーもお休みしているはず。
ホストマザーにいろいろ物資提供が済んで部屋もさっぱりした。


この混乱状態に関して、

誰も悪くない。 

国民を心配して国際線を閉鎖したエクアドル大統領とその他の国々の大統領。 

従ってる国民。 

席が埋まる飛行機。 

フライトキャンセル。 

頑張って席を確保しようとしてくれているJICA関係者と旅行会社。 


誰も悪くない。


みんな、エクアドルは国際線閉鎖中だよ!
でも、いいところだよ!!
世界一周中、南米周遊中のみなさん、ガラパゴス諸島も今入島規制中!
体調不良の場合は我慢せず、病院に行ってね!
アジア人=コロナウィルスって思われてるから一時帰国も考えて!



江口友晴
青年海外協力隊
2018年度1次隊:観光
エクアドル・パスタサ県プーヨ


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