世界中の隊員、全員帰国だって。

JICAが全派遣隊員の帰国を決めた。
71ヵ国から1785人が日本に帰国するらしい。

▼朝日新聞の記事
https://www.asahi.com/articles/ASN3L3R2PN3KUHBI055.html


これをニュースで知る悲しさ。


記事の中に、「国境が封鎖されるなどした隊員についても、帰国に向けて調整している。」とあった。
エクアドルの地方隊員はどうやって帰れるんだろう?
国内移動もマヒしている状態。



また、「全員を一時帰国させることはこれまでになかったが、隊員の安全を第一に考えた」ともあった。
各国の医療設備のレベルなどはわからないが、エクアドルで入院や長期治療になったら僕としては不安だ。それなら日本の方が医療は信頼ができる。
また、「アジア人=コロナウィルス」というイメージを持っている人は多い。
心無い言葉を投げかけたり、態度に出したり、実際に石を投げられて当てられた隊員もいるから、そういう理解や思いやりがない人から守るという意味でも大きな決断だったのではないかと勝手に思っている。



少し前から、生活班や同じ語学クラスだった仲間たちと情報交換などをしていた。
ニュースが出る前に、いろんな国がすでに動き始めていて、順調に帰国できそうな人もいれば、出発が急に決まって、急にキャンセルになって、また急に出発になった人もいる。
瞬時に動ける準備はみんなしておいた方がいいと思う。




そして、エクアドルの現状はというと…。
昨夜は5人の隊員がエクアドルから脱出できた。
そして、今日も自宅待機の指示。



プーヨに関しては、
スーパーマーケットや食料品店、銀行など一部は開いているけど、
その他の店は全て閉まっている。
少しだけ街中で人や車を見かける程度。


いざ、帰国が可能になった際に、
銀行口座の解約手続きをする時間があるか不明確なため、
お金を今のうちに出しておこうと思って、
毎日銀行へ行って引き出し最大額の500USDを引き出している。

しかし、500USDを引き出しても、200USD分くらい汚くてメモや落書きだらけ。
これでは日本に持って帰っても両替ができない。
大問題だ。





明日からは両替できなさそうな物は預け直して、
再度引き出して綺麗なお札が出てくることを祈ろう。


また、スーツケースが一時帰国の連絡を受けて大至急荷造りした状態のままだったから、
一度荷物を全て出して、改めて荷造りをし直した。

ほとんどの服を押し込んでたけど、
日本から持ってきた服をけっこう置いていくことにして、
スーツケースが半分しか埋まっていない状態。


機内持ち込みは大きめのバックパックにする予定で、
さらに持って帰れる荷物に余裕がある。






連絡所に行けば、スーツや革靴といった私物や、毛布、チョコレート、革リュック、刺繍製品、缶詰やお菓子などなど持って帰りたいものがある。それでもスーツケース1つと機内持ち込み用のバックパックで充分かもしれない。


時間もあるし、両替できないお札もあるし、スーツケースにスペースもある。。。ということで、スーパーマーケットに行って、お土産になるであろうチフレとエンセボジャードの缶詰を調達。





JICAや大使館などが動いてくれている。

さぁ、どうなるかな。
僕たちは待つことしかできない。


みんな、エクアドルは国際線閉鎖中だよ!
でも、いいところだよ!!
世界一周中、南米周遊中のみなさん、ガラパゴス諸島も今入島規制中!
体調不良の場合は我慢せず、病院に行ってね!
アジア人=コロナウィルスって思われてるから一時帰国も考えて!



江口友晴
青年海外協力隊
2018年度1次隊:観光
エクアドル・パスタサ県プーヨ


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