急にきた任地最終日




【1年8ヶ月の日常最終日】



3月20日。
正直、まだまだ帰国は先だろうと思ってた。
だから、まだまだ「普通に」生活できるもんだと思っていた。



今日はATMに行き、汚いお札を預けて、新たに引き出してお札の交換を試みた。


しかし、お札の状態が悪いから預入不可という表示。
「いや、お前(ATM)から出てきたやんこいつら(汚いお札たち)とツッコミを入れながらも断念。




同期隊員から頼まれたものをスーパーマーケットで購入。
「明日からはマスクなしで入店できないよ」と言われ、
警戒心が高まってきてるなーと実感していた矢先、
昼過ぎに調整員から電話が入り、
「明後日、隣県の隊員と一緒にキトに上がってください」という指令。

おぉ、思いのほか早かったなーと思って、
荷造りを再開。何となく終わらせると、
パスタサ県庁の上司から電話。


「トモ、JICAから聞いたぞ!明日の朝、県庁の車でキトまで送っていくよ。」


お、おぉ!!?


早まったー!!!


え?つまり今夜がプーヨでの最後の夜?(仮)
ほとんどの人に挨拶できてなくて辛い…。



そして、今夜がホストマザーの最後の料理!?
…と思ってたら、ホストマザーの娘がファネスカを作って持ってきたらしく、


ホストマザーの料理も食べられず。


まぁ、でも最後にエクアドルの伝統料理を食べられたのは良かった。
ファネスカ、美味しかった。






Whatsappで明日プーヨを去ることをアップすると、
ホストマザーの息子が、ビデオを送ってくれた。


僕がエクアドルに来たときは生後6ヶ月くらいで、
そこからずっと成長を見守り続けてきたホストマザーの孫・カイエタノの動画。
今は2歳と1ヶ月。


まだはっきりとした文章は話せないが、
お父さんの言うことを真似して僕にメッセージをくれた。
泣きそうだった(笑)



夜、県庁の上司がドライバーと一緒に家の前に来て、
明日の朝7時に出発、もう1人のプーヨ隊員も一緒に連れて行くとのことで簡単に打ち合わせ。


その後、キトに上がるために必要な「Salvo Conducto」という書類を調整員から受け取り、準備万端。


キトでの滞在は連絡所かと思いきや、ホテルになる可能性もあるらしい。ホテルだと洗濯やら食事やらが面倒だから連絡所にしてくれ!!

頼む!!


っていうわけで、ドタバタしながら明日の朝、プーヨを去る。



ガラパゴス諸島に行くときがあれば、プーヨに立ち寄ろう。



みんな、エクアドルは国際線閉鎖中だよ!
でも、いいところだよ!!
世界一周中、南米周遊中のみなさん、ガラパゴス諸島も今入島規制中!
体調不良の場合は我慢せず、病院に行ってね!
アジア人=コロナウィルスって思われてるから一時帰国も考えて!



江口友晴
青年海外協力隊
2018年度1次隊:観光
エクアドル・パスタサ県プーヨ


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