波乱の年明け
バードウオッチングツアー
2019年になりました。
年越しはキトの連絡所で静かに迎えました。
さっそく1月3・4・5日の3日間、
県庁が関わっていたバードウオッチングのツアーが開催されました。
実際にツアーがあるのは4日のみで、
3日と5日はダンスやさまざまな発表がありました。
前々から、同僚から日本人ボランティアに6人以上は参加してほしい!
......と強めに言われていましたが、
年始からそんなに仕事を休めるわけないでしょ!!
何とか隊員2名とそのエクアドル人の同僚1名で合計3名集まりましたが、
結果的に参加できたのは同じ観光隊員の1名。
そりゃ年末年始だし、旅して体調崩したり、
予定が変わって働かなきゃいけなくなったりしますよ。
ツアーは朝4時頃に集合の予定でしたが、
時間通りに集まるはずもなく、待ちぼうけ。
朝5時頃にある程度人が集まってきて、
僕たちのグループはツアーリーダーと参加者、計5名で移動開始しました。
集合場所に同僚の姿はなく、
責任者らしき人物が不在のまま開始となりました。
さすがアマゾン地区!
多種多様な鳥がいる!
身体が赤い鳥
鳥の巣
そして、ツアーリーダーはもちろんですが、
参加者もなかなか熟練のバードウォッチャー。
着ているTシャツに綺麗な鳥の絵が...。
装備もなかなか本格的な装備...。
道端に落ちてる小さい卵も見逃さないリーダー
1ヵ所に30分くらい立ち止まって鳥を見続けることが当たり前にある中で、
昼休憩以外、陽が昇る前から沈むまで歩いて止まってを繰り返しました。
行きは下り、帰りは上りの山道
さすがリーダー。
姿を見たり、鳥の鳴き声を聞いたりするだけで、
どの鳥かを識別して図鑑や双眼鏡で見せてくれました。
後半は疲れ切って僕や同期隊員は鳥を見る気力があまりなく、
活動の相談やバカ話ばかりしていました。
他の参加者の皆さんは、常に変わらず鳥に興味津々で凄さを感じました。
17時頃に終了予定で、集合場所に向かいました。
しかし、
迎えの車は来ませんでした。
陽が沈む圏外の山奥の中で不安を感じました。
不安でもきれいに見れる夕方の風景
リーダーの提案で大きな道まで歩こうということになり、
真っ暗になりながらライトを照らして歩き、
19時過ぎくらいに、やっとかろうじて電波が繋がるところを発見し、
リーダーから同僚に電話をして事情を説明。
同僚が迎えに来て無事に帰ることができました。
無事に帰れはしたものの、
僕が以前に山の中に置いて行かれた件もそうですが、
全く危機管理や配慮がされていない状態でツアーが行われていることに
恐怖と不安を感じました。
何かあってからでは遅い。
確実に安全を保障できるか怪しいことには
日本人ボランティアは呼ばないことにします。
こんなこと言っておいて、
アマゾンにおいでよ!って言えない(笑)
でも、いいところだよ!!
江口友晴

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