やけくそになってみた

失う物なんか元々なかったって気付いた。



前回のブログを書いた後、
いろんな国から共感や励ましのメッセージ・コメントをいただきました。
日本から電話をしてくれた後輩もいて、いろんなアドバイスをしてくれました。
みんなから元気をもらいました。
本当にありがとうございます。



かなり長文になりました。
なんとなく、テキトーな写真を挟んでいきます。




愚痴とかネガティブな部分ってあんまり見せたら良くないし、
そんなことは書きたくもないんだけど、
2年間の記録として、感じたこと・起こっていることをそのまま残すことにも意味はあるのかな。。。と思ったから、これからもありのままを書いていきたい。



6月4日も変わらず新しい同僚の姿はなく、
いつもと同じメンバーだった。


でも、いろんな人から元気をもらって、
それを勇気に変えて、
一歩踏み出してみた。









上司に相談しようとしたけど、
途中からどこかに行ってしまい、話ができないと思った。

だから早々に、「やることがないから帰る」と言って、
帰り支度を始めて、「やることないし、あと1年しかないから他の場所で活動しようと考えている」と愚痴をこぼした。


突然の発言に驚き、いろいろ質問してくる同僚。
このときは、「ゆーて、この同僚も辞めるから関係ないやん」って思っていた。



後々、判明したことだけど、
【上司2人だけ残って残りの同僚は総入れ替え】と選挙の後に聞いていた。
実際は、【上司1人と同僚5人が辞めて、上司1人と同僚3人は残り、新しい同僚が3人入る】ということだった。質問してきた同僚は残る人だった。

そして、最近よくオフィスにいるなーと思っていた女性は、実は新しい同僚の1人だった。
大学生のインターンシップもオフィスに居たりするし、新しい同僚はまだ来ないと聞いていたので、確認をしていなかった。



とりあえず、帰宅してしばらくのんびりしていると、
「上司が帰ってきたから話し合おう」と同僚からメッセージがきた。


さっそく、オフィスに戻って話し合い。


「とも、どうしたんだ?」と言われ、
自分の意見をいろいろ吐き出した。


まず、今まで自分や自分の活動に無関心、もしくは結果だけ報告しろと言ってくる同僚・上司が嫌だった。



なぜ、今まで関わっていなかった外国人が居なくなるのにそんなに焦って説得してくるのだろうか。
JICA予算目当てか?
次のボランティアが呼べなくなるのか?








【僕が言った主なこと】
・あなたたち(同僚・上司)と一緒に仕事をしたことがないから、一緒に活動できる人がいる新しい場所を探したい。

・自分がこの1年間無駄にしたことをあなたたちは知らないでしょ?自分に興味なかったでしょ?

・観光促進って言うけど、県庁として特に何もしていないよね?

・バーニョス(隣県の人気観光地)から日帰りツアーで外国人観光客がたくさん来ているんだから、観光客はプーヨに来ていて、観光促進の必要はない。

・前任者がガイドブックを作ったが、県庁の予算で再印刷をしないと言われた。だから、何も作る気はないし、他の場所で継続して使えるものを作った方が良い。







【上司・同僚から言われた主なこと、僕の反応(⇒)】
・活動計画表で計画した項目がまだ残っているし結果を報告されていない。
⇒活動計画表の通りに活動する必要はなく、変更可能だし僕だけでやる必要がない項目もあるし、任地変更をしない理由にはならない。アンケート結果などは伝えており、それをどういう形で報告しなければいけないなど聞いていない。


・私たちはチームだ。これからも一緒に頑張ろう。
⇒今までチームとして一緒に活動したことがないから、この言葉に心配しかしていない。赴任直後にカウンターパート2人にいろいろ話を持ち掛けたが、1人からは「もう一方のカウンターパートと仕事をしろ」と言われて、そのもう一方のカウンターパートからは、「まだ何もしなくていい、今月は休暇だ。来月から仕事がある。」と言われ続け、結局は半年間活動らしい活動はなく、活動があって同行しても山奥に置いていかれるなどトラブルしか起こっていない。


・観光促進のために、ホームページの更新、Facebookのファンページ(江口が管理)、お祭り主催、県内の観光事業関係者との講習・会議、エクアドル内各地の旅行会社を招待して視察ツアーを行っている。
⇒ホームページの更新→ホームページを見てもらう工夫を何もしていないし、ホームページができて何年も経ってるのに写真が不足しすぎている(数ヵ月前にも指摘済)

⇒Facebookファンページ→1年間放置されていたものを僕が再更新し始めただけ。とりあえず、管理しているが、やはり同僚が更新した方が良いことがわかった。そして同僚・上司はSNSに疎い。

⇒お祭り→県庁が主催しているのは11月の県の創立記念の祭だけだし、外国人観光客は来ていないし、来る魅力もそんなにない。

⇒県内の観光事業関係者との講習・会議→参加したことあるけど、そんなに具体的にどうしようとかっていう話はしていない。関係者からも「プーヨは観光地ではない。観光客が来ているのは、他の観光地から別に観光客に移動するための寄り道だ。」みたいな意見があった。

⇒エクアドル内の旅行会社を招待した視察ツアー→参加したら山奥に置いていかれた。そのツアーの影響・結果は出ているのか、どのようにその結果を集計しているのか。(結局、参加した組織が何かしらそのツアーのことを記事にしたりSNSで発信していれば問題ないらしい。)


・バーニョス(隣県の人気観光地)から日帰りで観光客が来ているはわかっているが、プーヨ(任地)にお金が落ちていない。
⇒バーニョスから参加した方が料金が安く、観光地としても整っている。そして、プーヨの街にも観光客が全く来ないわけでもなく、ホテルやお店などもたくさん潰れているわけではなく、ちゃんと成り立っているところが多い。


・前任者のガイドブックはJICAの予算で作った物だ。
⇒だからと言って県庁の予算で再印刷しない理由にはならない。前任者の報告書には県庁の予算で再印刷をすると書かれているし、県庁がガイドブックの内容に関して関与しているのは知っている。

・日本の旅行会社を呼んでほしい。
⇒そんな予算ないでしょ。呼ぶならこっちが全部出さないとわざわざ来ない。
(今度料金を提示してみよう。)


・今後もボランティアを要請する。
⇒ボランティアの目的はボランティアなしで働けるようにすることだ。そもそも、この状況でボランティアは必要ないと思う。



このときは、まだ調整員と話をする前で、
ただ愚痴をこぼしてしまったことから起こったことなので、
とりあえず、流して話し合いを終えた。







そして、
調整員と電話で話した。


終わってみたら、通話時間計54分。
最後は疲れてこちらから話を終わらせた。
いつも長い。電話を持つ手が疲れる。


最初の20~30分は同僚の入れ替えで誰が退職して誰が残るかの確認。
人数だけでなく名前も聞かれ、会ってもいないのに必要ですか?と聞き返しても念のため。。。と。


上司・同僚との話し合いの内容を伝え、他の組織・街で観光の要請がないことを確認。
日本にいる後輩からもアドバイスされたが、調整員を頼ってはいけないと改めて思った。
結局、配属先に居られないくらい大きな問題がない限り、任地変更はできなさそう。
配属先の経営が成り立っていない、信頼を失うくらいの出来事が起こったなどの問題があれば任地変更できるのかな…。


個人的には赴任して間もない頃に同僚に山奥に置いていかれた時点で信頼はなかったんだが。。。。
その後で相談しても、「同僚ともっと話をしなさい」ということだった。


【調整員から言われたこと(要約)】
・「技術移転」は青年海外協力隊の目的のひとつにすぎない。「体験の共有」も活動のひとつである。
・日本の例などを挙げて、プーヨの観光促進に努めてください。






新しく来る同僚2人がどんな人かわからず、残りの1年を考えても不安しかなかったから、
保険として任地変更の話を出した。
結局のところは新しい同僚を待ってみて、
ダメなら違う方法でやるっきゃない。


「ボランティアなんだし、自由にやろう。」
「エクアドルに対してマイナスなことをしなければ何も問題ない」


って思ってたら、今日、6月5日に大量の書類を渡され、急かされサインをしたら、いろいろ面倒なことが書いてある。。。
やらかしたぁぁああああ~!!
😂😂😂😂😂😂😂😂😂😂😂😂






みんな、エクアドルにおいでよ!
いいところだよ!!
世界一周中、南米周遊中のみなさん、お待ちしてます!


江口友晴
青年海外協力隊
2018年度1次隊:観光
エクアドル・パスタサ県プーヨ


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