やけくそ後の変化

まずは、先日同期隊員がプーヨに遊びに来てくれました!
恒例のアマゾンツアーに参加してくれて、
映像を作成したのでご覧ください。





【余談】

最近、いろんな人からメッセージがきて、本当に嬉しかった。
その中で、親になった友人が、子育てが大変で苦しんでいるが、僕から勇気を貰えると言ってくれた。
大学の同級生の多くは結婚して親となり、文字通り命を懸けて子どもを育て、毎日毎時間毎分、子どもと戦って苦しんでいる。


それと比べるのも何か違うけれど、青年海外協力隊の苦しみは子育てとは比べ物にならないくらい、ちっぽけなな物だと個人的には思う。


みんなの近況、よく知らないけど、親になったみんな、楽しみながら頑張ってね!
いつか自分も親になって、その苦しみがわかる立場になるときが来るのだろうか(笑)




さて、本題。


具体性のないエクアドル人




やけくそになってから、
残る同僚がいるってわかったから、話し合いができるようになって楽になった。
4月5月は話し合っても、すぐにみんな辞めてしまうと思い込んでいたから話し合いもろくにできなかった。


そして、任地変更をほのめかしてから、
残ってほしいのか、仕事はあるぞアピールがすごい。


書面として正式に指令のようなものがいくるか渡された。
エクアドルのフォーマットはこんな感じだけど、他の国も似たようなフォーマットかな?
これを2部用意して、お互いにサインをしてお互いが保管する。



これの内容は毎月30日に
その月やったことの報告書を提出しろという内容



そして、今まで欲しかった情報、聞いてもないと言われてた情報がすんなり渡された。

外国人観光客やホテルの稼働率状況だ。

なぜか2018年の7月~12月までのデータで半年分のみ。
1年分はないんかーーい。

しかも、見てみるとまぁまぁ外国人観光客も来ていると言える数字。
下記、1枚目のデータはパスタサ県内ホテルのベッドが埋まった数の月別累計データ。
例えば、1人が2泊していたら、2としてカウントされている。


NACIONALESがエクアドル人
EXTRANJEROSが外国人観光客だ。






でも、このデータもホテルのガサツな管理からすると怪しいけど、公式データであることには間違いないから信じるしかない。



しかし、このデータによれば、そこそこ外国人観光客は来ていることになる。
1人2泊しているとしても、月に最低100人以上は来ている。


どこの国籍がどこのホテルで何泊しているのかまではわからない。
まず、そこのデータ化が必要じゃないかと指摘してみた。
エクアドルでそこまでの管理は難しいのかなー。


「外国人観光客、けっこう来てるし、僕は不要なんじゃない?」と言ってみたら、
「もっと必要なんだ」と一言。


「何を目標に言っているんだ?」と再度質問をすると、
2枚目のデータを見せられながら、






「2018年現在、パスタサ県内には、2,865台のベッドがあり、1日に最大2,865人が宿泊することができる。これを月で表すと最大約88,000になる。1枚目の写真で8月が最高でも11,200だから、まだ約13%しか埋まっていないことになる。」という説明の後、



「目指すは80%だ!」



…と聞き、耳を疑った。



ホテルの稼働率80%って、日本でも1位2位くらいの稼働率で、
平成30年を例に挙げると大阪で全宿泊施設(旅館、リゾートホテル、ビジネスホテル、シティホテル、簡易宿所)の平均稼働率が79.6%、次に東京で79.1%だ。
※国土交通省観光庁のウェブサイト参照
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000377.html




すかさず、
「いや、最初は安定して20%とかにしようよ!」
と反論したが、不服そうな顔をされた。
いや、アマゾンの奥地とか、「ここに誰が泊まるん?」っていう場所にもロッジとかホテルがたくさんあるのに、そこにも80%を求めるって具体性なさすぎやろ!!



そして、「2016年少なすぎん!?」という疑問を抱いたが、
そこは黙って話を進めた。



なぜ、そこまでする必要があるのか?
県庁には関係ないじゃないかと質問すると、3枚目のデータを見せられ、
「2015年と比較すると、宿泊施設やお店、レクレーション施設などが減っている。これを増やしていかなければいけない。」と言われた。


これをどのくらいまで増やすのかは、同僚もわからないがとにかく増やしたいとのこと。
観光客が増えても、ホテルが増えてしまったら稼働率が増えることはないから、いたちごっこのような気もする。





そして、最後に、「パスタサ県内にはこんなにも観光地がある!」という4枚目のデータを見せられた。

2018年には91ヵ所が観光地として県が認めているらしい。
パスタサ県庁観光課のウェブサイトにたくさんの観光地が載っているが、写真がない物ばかりで行きたいと思えないから、そこをまず直そうと前から伝えている。


そして、単に観光地を並べているのも意味がない。どこが県庁として一番売り出したいのかを示す必要がある。このことも前から伝えている。そして、一番売り出す価値があるのはターザンブランコとその展望台からの絶景だ。



そして、91ヵ所の観光地の中には、僕が見る限り、魅力的とは決して言えないものも観光地として含まれている。水溜まりのような無料のプールがパスタサ県内、プーヨ内にいくつかあり、市民の水浴びの場となっているが、郊外にあるという悪い立地・施設や水の綺麗さからして決して魅力的ではない。それなら観光客は中心部付近にあるウォータースライダー付きの有料プールに行く。






当分の間はわがままクレーマーになろう。
日本の旅行会社を呼べるって言ってるから、計算しなきゃ。
もし叶うなら、旅行会社を選ばなきゃ。




みんな、エクアドルにおいでよ!
いいところだよ!!
世界一周中、南米周遊中のみなさん、お待ちしてます!


江口友晴
青年海外協力隊
2018年度1次隊:観光
エクアドル・パスタサ県プーヨ


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